ページ滞在時間を上げる記事の作り方とは

ユーザーニーズを満たした高品質なコンテンツを作成することはSEO対策において最も重視すべきことですが、ユーザーの満足度を測る指標としてページの滞在時間が挙げられます。ページの滞在時間は直接検索順位を決定する要因ではありませんが、コンテンツの質が高いサイトはユーザーの滞在時間が長く、直帰率も低い傾向にあります。そのため、滞在時間は校正すべきコンテンツを判断する指標としても使えます。

滞在時間が長いページを作成するには記事の内容を濃くすると共に、記事の読みやすさを意識することが重要で、たとえ記事内容が素晴らしくても、閲覧しにくいサイトではユーザーは記事を完読せずに離脱してしまいます。そのため、文字サイズやフォント、句読点に注意するだけでなく、改行や段落、見出しの作成も重要となります。特に文字サイズやフォント選択は簡単に改善できる項目なので、検索上位のサイトなどを参考に最適なものを選択することをおすすめします。

また、記事内容で強調したい単語を太字や色付けするといったテキスト装飾も効果的な手法です。通常Webページを閲覧するユーザーは、記事を一語一句読んでいるのではなく、適度に読み飛ばしながら内容を理解しています。改行や段落、見出しやテキスト装飾などが適度に施された記事は、文字が羅列されるだけの記事とは異なり読み飛ばしやすくなるため、ユーザーの完読率が高まります。さらに、文字数の多い記事の場合、記事画像を挿入することも効果的です。内容に関連した画像は内容の理解の手助けをするだけでなく、ページ全体のバランスを整える役割も果たします。記事画像は見出しの下に挿入されることが多く、著作権フリー画像を提供しているサイトから入手されることが一般的です。

また、記事の読みやすさ以外の項目としては、ページ冒頭部分のアイキャッチ画像が挙げられます。アイキャッチ画像が無い場合、閲覧者が最初に目にするのは文字だらけのページとなり、読む気が削がれることにより離脱の可能性が高まります。アイキャッチ画像を挿入することで、記事を読むという行為にスムーズに移行させることができます。しかしモバイル表示の場合、過度に画像を使用するとページの読み込み速度が遅くなり、Googleの評価を下げる要因となる可能性があるため、記事が完成したらモバイル表示を確認することが必要となります。

このように、ユーザーファーストの記事作成がページ滞在時間を延ばす要因となりますが、必ずしもページ滞在時間が長いサイトが高品質であるとは言えません。同じ情報が記されている記事ならば、短い時間でニーズを満たすことができるサイトの方が優れていると言えますし、ユーザーの満足度も高まります。しかし、極端に滞在時間が短かったり直帰率が高い場合は、記事の校正を含めたサイト運営の見直しを検討する必要があるでしょう。